こんにちは香港B型です。
本日の記事はなんだろう、日記的でもあり機材紹介的でもありガジェット紹介的なアレかもしれませんが結論から言えば作業用のPCが厳しいスペックだったのでいい加減替えましたって話です。そうですか。と思った読者はここで読了していただいて構わないの巻。
ですがこれが個人的に凄い葛藤をしまして。買う事はいいんですが、金銭的なもの、そして何買えばいいか全然分からない世の中になっちゃった事。そんな葛藤が以降の長文にてよく表現されていると思いますので、ひとつのエッセイとしてお楽しみ下さい。
音楽編集もままならない
最近は楽器の録音が終わったので声録りをしつつ編集しつつみないな感じで不慣れなDAWと格闘しながらああでもない、こうでもない、とプロデューサー役の私とアーティスト側の私と編集者側の私が多重人格を形成して侃々諤々喧々囂々とやっている訳ですが、ついに編集者、エンジニアの私がストライキを起こしてしまった。
「私もDAWを習得しながら拙いながらも編集してる訳で作業が遅いです。しかし作業が遅いのは果たして、私の所為でしょうか。それだけではないと思います。アプリがまともに動かない環境では、作業もまともに進みません。言い訳が出来なくなる位の環境整備をお願いします。というかして頂かないともう前に進まない状況です」
とか早口でまくし立てられては早急に何とかするしかなるまい。どれどれ。
状況を確認
実際の作業現場を見た。確かに無理がある環境なのは知っていた。だって、ジャストタイムで録音したものが遅れて反映されるもんだから、録音後わざわざ位置ずらして調整してんだよ。機材が古い故の謎ラグという事にして進行させていたが、どっかで動作に限界が来るとは思っていた。
まだプラグインは1個しか刺してない。ドラムの外部音源のみ。それも偶に読み込まれなかったりして怪しさ全開。
そしてこの度ボーカルの編集を始めて、2つめのプラグインとしてコンプを刺した。そしたらもう無理な様だ。曲の再生も怪しい。コレはあかんかもしれん。ミックス、マスタリングとなったら更に色々刺すだろう。絶対無理な奴ではないか。
改めて現在のPCスペックを確認
コレ買ったのは何年だったか、調べたら2014年みたいだ。当時の最新のそこそこ機種を買ったやもしれん。歴代SONYのVAIO派だったが、見切りをつけて富士通買っちゃったんだった。そうそう。今現在なら絶対日本のメーカーは選択しない所だが、当時は何だかまだ日本メーカーのPC信仰みたいなのが自分にあったんだった。
- 富士通 FMV ESPRIMO WHシリーズ WW1/M
- intelCorei7-4702MQ
- 16GBメモリ
- 2TBHDD
改めて見ると現在ではとても厳しいスペックだと思い知らされる。でも、当時はイケると思ったんです。当時は。10年以上も経てば、そら厳しい。文明の進歩と技術の革新は日進月歩だ。呆けていたら取り残されるばかり。ほら、今の現状の私が取り残されているじゃないか。と反省。
ちなみにPC買って1回生放送したりDAWに挑戦しようとしたあたりで私の活動はフェードアウトした。第一子の出産時期という事もあり、何かそれどころじゃなくなっていたなぁ。懐かしい。という訳でこのPCは只のオブジェとして10年ほど使われず過ごすのであった。約20万円の高いオブジェ。
生放送がラグいのも
生放送してて遅延が出たりっていうのもこうした環境の所為かもしれない。高画質カメラの時にそれは顕著だったので、環境を変えることは配信環境の整備にも繋がるのかもしれない。
オーディオインターフェースも当時のままなので、現在の環境に適応したものに置換した方がより安心かもしれない。ちなみにオーディオインターフェースはコレ。
ZOOM儲いわゆるズーマーなので、MTR機能も備えたコレをPC導入と同時に買っていた。CUBASE(DAWアプリ)と連携できるからって理由だが、結局CUBASEは習得を断念して今は別のDAWを習っている。全く活躍してない機械となっちゃった。今後MTRとして使えなくもないが、使う必要もなくなるかもしれない。トホホ。
あとは未だに現役なROLAND TRI-CAPTURE。便利なんだけどねぇ。
財務省に相談
色々環境の再整備しなければいけないというのは理解。次は、財務との相談である。勘違いしないでほしいが私の妻ではない。家計管理は私がしているので、稟議の最終決済は私なのだ。寧ろ妻にも当然稟議をかけていて可決されているので、最終的には私の中の予算担当が決してくれれば良い事なのだ。
が、なかなか決済が下りない。言っておこう、我が内なる財務省ははっきり言ってケチだ。日本国の財務省も大概だと思うがそれと同じだ。所謂緊縮財政ってやつで30年のデフレ環境下にて成長を伴わなかった国力は衰退の一途を
とかそういう話ではなく、貧乏性。こいつは最近、異様に財布の紐が固い。マイカーも買い替え時だというのに、全く動きを見せないどころか壊れるまで乗れとか言う始末。でも実際は貧乏ではなく、信じられないくらいの内部留保を抱え込んでいるのを俺は知っているんだ。そしてその留保が大きくなればなるほどケチになって行く。資産はあれど心は貧乏かよ。必要な投資は惜しまない、と断言していた俺は何処に行ったのだ?これは今その時ではないのか?インフレ下にある世の中でデフレマインドを増幅させているのは何だ、デフレ下の低成長精神が心までも氷河期にさせてしまったのか?俺は何を言ってんだか。
丁寧なプレゼンが必要
とか何とか自分を罵っても自分を納得させられるのは自分な訳でして、私の嫌いな言葉、コスパを追求せよという事です。コスパタイパと聞くと嫌な気分になるが、費用対効果なら何だか嫌じゃない。変な奴。
とは言えどPCの中身、特に最近の状況は全然詳しくないので自分で検索する範囲でしか判断がつかない。とりあえずPCのスペック別相場を調べる。所謂ハイエンドという奴は、30万円くらい出せば余裕で買える。最新のCPU、グラボ、メモリ、よう分からんがええもん買っておけばいいんでないか。
持ち運び録音とか編集とかしたいのでノートタイプが良いという事で自作という超めんどくさい作業は除外し、ひとまず検索。こんなのでよくないですか?
却下
顔を顰める財務担当。何でやねん。ええもん買っておけば何とかなるやろ。安物買って銭失って何になるねん。
担当は怯まず、しかしお前には勿体ないスペックな気がする、と一言。いや、それってあなたの感想ですよね。でも、無駄にいいもん買っておけば何とかなる精神ってのも根拠ないですよね。うんうん分かる。いや分かるじゃねえ金出せやこの銭の亡者が。そんなにアッパーマスから転落したくないいのか。っていうかどうせここの所のトランプ荒れ相場で既に転落してんだろうが。いや、余剰資金は生活防衛資金と共にこういった下落相場で買いを進める為の留保で無駄遣いする金銭ではないので、いいやだから自己投資だって無駄金じゃないし必要経費は出せよ云々
とかひとしきり終わりのない罵り合い、正確には自問自答を経て、妥協点を探った。予算は20万円。その範囲内で探っていくという事で妥結。
今回もHPさんにお世話になる
昨秋、ブラックフライデーで買ったリビングPCがHP(ヒューレットパッカード社)のノート型であった。
多分コレ。昨秋の黒金セールで8万くらいで購入。 |
リビング作業には持て余すスペックだし息子のマイクラ環境にも全然耐えてくれるレベルなので今のところ文句なし。じゃあコレの上位機種でいいんでは?ということで捜索を開始する。
ブラックフライデーでもないし何か有利に買える方向は無いか、と密林内を散策していた所、値段は引かれていないが、ものによりけりポイント高いやつがある。こういうのって何?

基準もようわからんが、これで約21000ポイント還元。他に何かないかと探ると、密林プライムマスターカード契約のポイントキャンペーンがあった。契約8000、初回利用3000のポイントがある。これを利用しない手はない。
という訳でカードの契約だけする。直ぐに8000ポイントが来た。後は、ニコニコ動画の収益を貰わず数か月放置していたものがある。これもアマゾンギフトカードに換金。因みにアマギフ換金すると2%割増。2000円程頂けました。日頃からご視聴頂いている皆様に感謝である。その他にもdポイント+カード決済分の戻りポイントが2000ポイント程度はある筈。
という訳で財務担当に報告。本体は20万円程度ですが、数々のポイント取得を駆使し、実質16万円台での購入となります。取得したポイントにて、オーディオインターフェース、ドッキングステーション、サブモニター等追加で必要となる備品の購入費と充てたい。こういうプランで如何?
財務担当も渋々納得。という訳で注文ボタンを押させたが、なかなか押せてなくてワロタ
数十分押せなかった。俺の選択は果たして吉と出るか凶と出るかと思うと半ば博打。
しかし家電とかならホイホイ出すのに今回こんな躊躇したのは何故か?不思議だなあ。
楽天には無かったが多分このへんの機種。当然中古では買ってない。 |
高額のお買い物に慣れてない
流石に10万以上の買い物となると躊躇が止まらないど庶民の私ですが、前回も同じくらいの価格帯のPCを買い一念発起した所ほぼ未使用で終わったという現状が躊躇に拍車を掛けたのであって今回は違うと言っても根拠は全くない訳です。同じ轍を踏まない為にも頑張って活動しなさいね。という事でした。正しい減価償却をしてください。はい。(戒め)
安物買いの銭失いという言葉も恐ろしい。ホレ、やはりもう少し金積んでれば良かったのに、という結末になる事が恐いのだ。その点は、PCのハード面に対する知識が潤沢にあればクリア出来る問題だと理解しているんだが、現状の自分には無いのだ。その辺は無知罪という所でコストが割高になる点、否定しない。世の中はそうやって回っている側面もある。だから良い。
前回と私が違う点があるとするならば、ポイ活の鬼となっている点であろう点。今回もポイントを駆使し4万円程浮かせたが、普段からポイ活大好きおじさんである。ドコモ経済圏の範囲内で、髪の毛から爪先までポイント乞食と化している自覚あり。
年10万ポイント稼ぐ換算でここ数か月を推移している現状を見るに、dポイントガチ勢と称してもいいかもしれない状況。もう最近ポイントを得ない買い物をするだけでやたら悔しい時点で重度のポイント病だと思うので、いずれそんなテーマでひと記事書くかもしれません。
設置とアプリ移行と周辺機器整備
さてあとは到着待ち。着いたら設置とアプリ移行とか色々やらなければならない。また作業が滞るがこればかりは如何ともし難い。し難いが、模様替えとかと一緒で配置をどうしようかとか考える時間って楽しいですよね。
前PCが腐っているとはいってもまだまだ使える。簡単な作業はそちらで行えるので、デスク脇に鎮座していてもらうとして、新PCはノートだ。ディスプレイが小さいことはDTMについて致命的なので、外部モニターを用意しなければならないし、LANポートも無いので生配信等に対応する為にもドッキングステーションがあると安心と思われる。
後はオーディオインターフェース。これも何を買ったらいいか吟味中というか選択肢が多すぎてよく分かんない状態なので、機能と携帯性と入力端子数を見て決める事となろうと思います。
次回記事は周辺機器の導入に関する葛藤を記せたらと思います。
オーディオインターフェースも、これまた沼りそうで困る。現在進行形で捜索中。