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オーディオインターフェースを買い替える

 こんにちは香港B型です。
 前回記事ではPC買い替えたお話をしました。ほんでその後セッティングに勤しんでいましてそのお話ですね。
 私も一応DTMをやる者の端くれとなってしまいましたので、その要となるPCの性能っていうものには気を遣わないといけないという事を今更になって再認識した次第、っていう今更感がありありな話です。
 折角の再出発なのだから思い切って色々入れ替えようという魂胆で、DTMの肝であろうPC、そしてオーディオインターフェースも替えちゃえという事で替えました。オーディオインターフェースってのはあれですよ、パソコンにマイクやらライン端子やらの音を入力する専門的マッシーンの事です。

私のオーディオインターフェース運用法

 今まで使っているのはZOOM R16で過去にはHD16だったりしましてそれは主に録音用配信用ROLAND TRI-CAPUTUREと使い分けていました。ZOOMのMTRにはギター、ベース差しっぱなしでいつでも録音できる様に、TRI-CAPTUREにはマイク差しっぱなし、ZOOM MTRのOUTからTRI-CAPTUREに入れて配信でも楽器鳴らせるように。そんな運用してました。MTRにはループバック付いてないので配信には単体で対応できんかったりして。ループバックってのはPCとかの出音とマイクやギターの音を同時に出せるような機能と思いねぇ。カラオケ所謂歌ってみたとか演奏してみたとかするには必須な機能です。
 で、今回はそういう使い分けナシで、マイクも楽器も差しっぱなしで、配信にも録音にも対応できたら。そんな方向性で物色してみた次第です。

重視①入力数

 5in以上が最低条件かなと思いました。
 まずマイクはXLRの48Vファンタム電源、この機能が無いマシンはまず却下。
 ギターもベースもそれぞれステレオ接続しやがる人なのでステレオでもリンクでもいいので4in欲しい感じ。
 これで大分絞られるんですね。

重視②携帯性

 今までは歌録りの際、小型MTRを持ち出して録音、録音したデータを取り込んでオケに合体とかやっていたのですが、どうせならDAW直録りしたい願望が出た。その為にノートPCを買ったので、オーディオインターフェースも同時に持ち出せたら良いなぁと。家でも外でも使える、なるべく小さい、電源もバスパワーとかで行ける奴、となんとなく思った。

重視③配信のしやすさ

 ループバックが簡単だといいですよね。それだけ。
 ミキサー特化してるとこちらの機能が無かったりする。
 配信なんかしなかったらっ こんな事で悩んでないのにっ

音質は?

 正直どうでもいい、とか音楽をやる者にしては問題のある発言をする。
 だってさ、そんな高音質を追求するスタイルでもないしさあ。クリアでワイドでダイナミックなとかどうでもいいんだわ、それなりの音鳴ってりゃよくね?所詮アマチュアの趣味ですよ?等と言ってしまう。これから音楽で輝きたい、一旗揚げたい、そんな方はこんな根性ではいけません。
 私は困った事にローファイも大好きでして、デモテープ音質とかでも良いものは良いとか言うし、クソみたいなミックスでも脳内変換でステキ音質補完できるという特殊妄想エフェクトを内蔵しているので、最早まともではないんです。ギターウルフのファーストアルバムのミックスが至高。流石にそれは言い過ぎ。


かっこいい。

予算は?

 前回記事ではひたすら予算についてくどくど書いていたが、今回は我が内なる財務省は文句を言わない。10万以下の買い物にはそんなに五月蠅くない様だ。
 というか上3つの条件を満たす機械は存在しなかったので何かを妥協しなければならないが、価格もそうでもなさそうなので大丈夫大丈夫今回の設備投資全て夏期賞与を思えば屁でもない多分。

候補①ZOOM L6 LiveTrack


 ZOOM社が2024年に出したやつ。ミキサーとしても良し、32bit録音も出来て歌録で音割れとかして台無しとか無さそう。小さくて軽いらしいし、ポン出しボタン(簡単なサンプラー)とか録音もできるとか色々豪華で素敵と思っていたが、ループバック無いのね。外部アプリで色々入出力弄れば出来るみたいな記事も見つけたが、出来る自信ない、というかそこだけネック。

候補②ZOOM AMS-44


 同じくZOOM社のオーディオインターフェース特化型。同社は小型のモデルを色々出してて素晴らしく、その中で一番入力が多い4inモデル。配信の対応も簡単そうなのだが問題は入出力ね。ギターもベースも差しっぱなしには出来ないので、録音作業時には都度抜き差しを想定した運用となる。出来れば抜き差しはあまりしたくない人種の人です。ジャックもプラグもその分ヘタるし。

候補③YAMAHA AG06MK2


 定番といえば定番のAG03MK2の上位機種。入力こそ6inなんだがなんでフォーンジャックじゃないんだ。それだけで評価減だが、機能としては問題無し。ギターとベースの持ち替えは結局3/4chの抜き差しとなるとZOOM AMS-44の運用と変わらない。違うのは大きさ。大分大きくなるので携帯性の面で劣ると思われる。
 というか日本メーカーばかりですよね。楽器もそうですが何だかそうなっちゃうんです。何でだろう。

悩んだ結果

 ZOOM AMS-44にしました。
 決め手は携帯性と一番安いってところ。機能も最低限で持て余す事なく使えるかなと思いましてです。めっさ軽くて驚いた。
 やはり私はZOOMが好き。デザインの安っぽさとかダサさ含めて好き。今度株買っとこう。これからも頑張って下さい。

 とまあ悩みました。選択肢が多い世の中ってやあねえ。何か1個しか無かったらいいのに。それはそれで嫌か。
 それでも悩むのが楽しいのでいいんです。実際使い始めたらどうでも良くなる葛藤かもしれません。一番いいのは最高音質の最高機種を導入するのがいいんですけどね。その為には外出録音が必要ない自宅又は個人スタジオを設けるのが一番いいと思います。
 いいですねぇ。仮想するなら山奥のポツンと一軒家、鄙びたあばら屋の中には贅の限りの高級機材がビシィーっと。日がな一日録音作業、偶に野生動物とセッション。それ何てブレーメン。だから俺は何を言っていますか?
 本当はMOTUとかでいいのあったら良かった。だってホルモンが好きだから。もつ鍋食べたい。


ブランド名がいいよね。食べたい。

 とまあ最後まで支離滅裂でしたが、そういう取捨選択をしての導入です。今後も色々と機材や楽器やらプラグインやら買うかもしれませんが、自分のスタイルとか、やりたい事を把握して色々選んでいきたいですねぇ。使用感とかは追って報告するかもしれないし、物足りなければ別のものを買うかもしれない。未来は未定。AMS-44のレビューって少ないので、良いとこ探してみたい次第です。

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