どうもこんにちは香港B型です。
今回の記事はまたこれまでとは一風変わり、端的に言えば土地を買ったよという話です。特に不動産所有欲は無いのだがひょんなことから入手する事になった、その経緯と活用法の模索、私見なんかを色々と書き連ねてみようと思います。
注意。所詮田舎の二束三文の土地ですので何も凄くない。どうせなら都心の一等地をタダで貰いたい。なんてね。
序盤はエッセイっぽく、しかしだんだんおかしな方向に行くと思います。
所有権はあれど「家」とは呼べない
私は現在、親の建てた実家をリフォームし、半二世帯住宅で暮らしている。
所有権は半分ある。しかし、私が買った土地でもない(正確に言えば親が買った土地でもない。祖母から譲渡されたものだ)し、私が建てた家でもないので、所有しているという気にはどうもならない。だから共有部分に関しては全く自由は無く、あれしたいこれしたい等どうこう言うと角しか立たないので興味を持たない様に、触れない様に暮らしている訳で、偶に妻に肩身の狭い思いをさせる事もある。
これに関しては自分の城を持たない選択をした者なので、ある程度享受せねばならない点でもありどうでもいいのだが、親がものを言わなくなるまで、完全に相続するまでは自由に扱えない家に住まわっているんスよ。
まあそれはどうでもよい。
土地自体はそこそこ広いし、家もまあまあ広い。私家族が住まう取ってつけた様な二階部分は狭いが。
狭いながらも住めば都といったもので、特に不満はなく暮らしている。つもり。あるけどそれは後述する。
駐車場が足りてない我が家
問題があるとすれば、駐車場問題だと思っている。
ど田舎の地方市在住な当方、車というのは生活の足として必需品で、一家一台どころか一人一台みたいな感覚があるのは否めない。
我が家は大人四人に対して三台の車がある。私の車、親の車、親が会社から貸与されとる車。
ところが駐車場は二台しかない。余った一台は、隣の空き家となったスペースに許可を貰って停めさせていただいている状況である。
それまで特に問題は無かった。好意で、無料で利用を許可されているのだから。
その状況が永遠に続くとも思えない。やっぱり住み直すから車は停めないでね、とか別の所有者が現れて使用を停止されるとさあ困ったもんだ。それより前に親の車が一台になってくれればいいが。つうか庭が広いんだから庭を減らして駐車場にとも思うが庭いじり好きの母が固辞する。個人的にはどうでもええんだが。
将来的に私が車を増やさないといけない懸念もある。現在所有する私の車は妻が通勤で使っており、私は職場が近隣ということもあり原付バイクで間に合っているのだが、ちょっと遠めに転勤となると車が必要になってしまうのでちょっと困ったもの。隣の土地をうちで所有できたらそんな心配は無いんだがなあ、そんな事を想定はしておりました。車は買えるが停められない、そんなジレンマがござった。
近所に駐車場を貸してる人も居るが、こんなに土地が余りまくっているのに余所の誰かに金払ってスペースを借りるってのも癪でしかなかろう。
急展開する事態
その隣の空き家スペースだが、リフォームっぽい事が始まっていた。二階建てを減築し、平屋にしてどうやら賃貸するらしい。
しまった、壊してくれたら買ってもよかったのに。
というか親の車停められんやん。どうすんの。
などと思っていたら、リフォーム業者(個人経営)さん、その代表さんが急逝された。まだ若いのに突然であった。リフォーム工事も途中で止まってしもうて、半端に壊れた家だけが残っている。
さてこの土地と建物はどうなるんだろう?
そんな事を頭の片隅で考えながら過ごしていると先日近所の婆様が、この土地誰か買ってくれんかと現所有者様が申しておったと教えてくれた。
ので、買ってもいいですよ、と伝えておいてくださいと頼んだ。
そしたらとんとん拍子に話が進んで買う話に。
父が土地に詳しい系のお仕事をしているので更に話が早い。
金額も相場より超安い。半分壊しかけの空き家が付いてくるが物置にもならんので解体一択だがしかし、解体費用を考慮しても相場よりお安い。
即決で買う決断をした。隣の土地は借金してでも買えとは言ったものだ。借金なんかしなくても買える値段だが。
話があってから二か月くらいだろうか?実はもう支払いも契約も終わって、道路を挟んだ向かいの土地と半壊の住宅の所有権は私にあるのであった。

これがいわゆる権利書とかいうものである。四十過ぎて初めて見ました。いや、一城の主となるのは初めてなもんで、すんません。これが俺の領土かー。と思うと感慨深い。ふーん。って思える。
世界征服、いや夢が大きすぎるな。もとい日本転覆の第一歩である。きっと歴代の戦国大名もこの様な権利書を眺めては大望に大望を重ね妄想の巨大建築をぶちかましていたんだろう。
何を言っているのか。
実印はメタルに限る
久しぶりに実印というものを使った。
一応ちゃんとしたものを作って持っている。押してぱっと見何て書いてあるかわからんアレ。
素材にも拘って作った。象牙とか黒水牛とか鉱石系とか色々あったが、頑丈さ第一で決めた。やっぱりあれさ、メタルだよね。メタルに決めたいじゃない。
耐久力抜群らしいが、管理が杜撰だと錆びるから注意と言われた。印鑑は錆びてなかったが、私の中のメタルは錆びついてしまっている。あれね、メタルは磨かないといけないジャンルよね。日々の修練がないとやはりメタルは。弾けねえよ。
何の話をしていますか?印鑑?音楽?
なんかそこそこいいお値段で作った気がする(覚えていない) |
閑話休題
実は土地購入の件、即決とは書いたがやや悩んだ。
半端な資産持ちの当方、絶賛資産形成中で投資に振り切った金の使い方をしたいんだが、この行為は一歩後退と言って過言ではない。それだけが悔しい。
折角アッパーマスったのに、ここで一時転落か、無念!と思う。
しかし、ここは使う時だと私の中の審判団がジャッジを下した。
結果思ったよりお安く買えたので、まさかの転落回避をした。ギリギリだが。あれ?昨年末にアッパーマスラインを超えたと思ったがそこからそんなに加算されてたか?とも思うがあるもんはあった。結果、現在層を維持することとなった。
実は人生で3番目にお高い買い物となる。(1番目はリフォーム代、2番目は車代)。もち、キャッシュだ。念の為銀行にローンの相談もしていたが不要そうだ。資産形成の速度が低下しなさそうなら、そりゃまあだいたいそれなりでOKだ。
隣人を選べないリスクを自分で買ったと思えば安いかもしれない。
もしも別の人が買って住んだら?それが反りの合わない人だったら?あかん系の外資系や日本の人じゃない人や危うい宗教系だったら?
そんな懸念を払拭するだけの価値はあろう。いや、秘密基地作りたいとか妄想する自分のが一番危ないとかそういう話は置いておいて、隣の土地は何とか、というの言葉の本来の意味はそうなんであろう。草刈りなどの空き地の維持が面倒なのは面倒だが、将来的には子供に引き継いだっていいし、何なら、何か建てたっていい。
何か建てるとかいう選択肢を持てる
建てたっていい?
何それ面白い。
その日から私の妄想が捗ります。
いや別に家を建てたいとは思っていない。持ち家否定派ではないが、人口は減るのに家ばかり増えるこの環境はどうかと思っているのです。何か勿体ない気もするし、将来どうせ空き家になるだけなのだし、何千万も掛けて建てて十数年後には誰も住まなくなって壊す、そんなもんに金を使いたいか?そこまでして一城の主になりたいか?そう思うと、家を建てる気には私はなれんかったのです。たまたま親が建てた立派な家がある訳だし、住めるなら住めばいいし、住めないならその時考えればいいかな、と思っているんです。
思ってはいるんですが。冒頭に書いた通りちょっと窮屈感があるってばあるんです。俺の部屋も無いってば無いし。
そこに私の自由にしていい土地があるとすれば。
妄想は捗りませんか。
ガレージ妄想-GARAGE FANTAZY-
という訳で妄想する事にしよう。趣味全開の建造物という事であれば、所ジョージさんがやっている様な「ベース」所謂基地的なガレージという事になる。なるほどなるほど。車の駐車スペースとかバイク弄り出来る場所とか。何なら個人スタジオだって作れるじゃないか。素敵だ。
何で自宅に自室を設けなかったかなー、いや、当時は完全仕事人間社畜で、自宅には寝る為に帰るだけ。何なら単身赴任でどっか行く、みたいな覚悟でいたんだったので。こんなに思考が転換して脱社畜を図るとは思わなんだ。今ならば欲しいかもっす。自分だけの空間。
という訳でそんなこんなを妄想にするのは勿体ないということで、モデルCGなんかを作れないかと思う。が生憎CADなんかは使えない。絵を描くのも手間だし、マイクラのクリエイティブで作ったろうか。
作った。

建築センス無いんだよなぁ。30点。無いなりにイメージを膨らませてみたが、イマイチです。
ならば、生成AIさんはどうだという事で試す。
まずは半壊状態の家を消し去ってもらう。


AIすごい。
ここに、プレハブガレージでいいので置いてもらいましょう。
実際建てるにしたってそんなレベルで十分だと思っている。
色々格納できてー。なんなら秘密基地あってー。サティアン感があってもいい。公安に目を付けられるからやめなさい。
何ならアマゾンや楽天で売ってたりするから驚く。
そんな感じのそれっぽい建物を合成たのまいすると。(Geminiさんのが速く制限も無いのでメインでそちらに頼む)

そうそうこんな感じ。いいですねぇ。
何ならプレハブの室内も防音加工したれ。これはDIYでいけそう。

とても生々しいのができてしまった。綺麗なスタジオ画像ばっかりよこすので、もっと素人っぽい雑然とした感じ、と伝えると実にそれっぽくて草生えた。実際こうなりそうだから困る。
でも良いね、スタジオ妄想。AIに感謝だ。
不動産投資は考えませんか?
選択肢として考えられるのがそもそも家を建てる事だ。いや前述の通り建てたくないんだが、建てて親と別居してもいいし、賃貸に出したっていい。賃貸に出すと駐車場問題が解決しないのが玉に瑕。
しかし私は不動産投資に期待をしてない。都心部ならまだしも人口減少が続くヘボい地方都市では賃貸の需要もだだ下がっている印象の昨今。アパートも空き部屋が目立つ。そりゃそうだ。これから過疎の道を突き進んでいくだけの限界都市だ。
将来的な負動産になるだけ、そんな所に資産を構える事自体がリスクである可能性しかない。だから持っててもしゃあない、と思ってしまう。そうじゃない?
例えば40年後、私はこの世に居ないかもしれないが、私の近所で一体何人が生き残っているというのか?とも思う。
人口半減どころじゃない、殆ど誰も居なくなるではないか。そうなると残るは空き家と空き地だけか。下手したら私の子供らしか残ってない可能性もある。
そう思うと何ともいえない空虚感がある。しかし、不可避な未来だ。そしてそんな未来をちょっと見てみたい。怖いもの見たさで。皆さんの住まう場所はどうですか?
そんなこんな。なので私は家は建てたくない意識の方が強いです。
草を刈らないといけない
そんな妄想ばかり捗るが、現実を見ると強敵は雑草だ。
草刈りを頑張ったことがないおっさんだが、土地の所有者となるからには適切な管理が必要だと思われる。
大体はす向かいに住まうオババが小五月蠅いことこの上ない。そのオババ様と私の家の間も空き地なのだが草生え放題。先日オババ様は所有者を呼び出して草を刈らせておった。隣の所有者も高齢なのに、土地を所有する難しさというものは何ともはやだ。高齢の方に対してそうなんだから、俺も草刈れとか言われんのじゃろどうせ。
良書。 |
吉川祐介さんの書く著書にある「限界ニュータウン」程ではないが、私の住む近隣も軈てはそうなるのだろうなぁ。とも思えてくる。段々と管理もされなくなって荒れ地になって、いずれ自然と化していく未来。
とかそんな未来の話をしないで、動けるうちは自分でやれって事ですね。
刈払機デビューする時がついに来たか。俺のマシンが草を払うぜ、ブィーン。草刈れる。
さて何を買えばいいかもわからんが。
謎の封書まで届く
と、私の領土を購入してからというもの妄想が捗ったり現金が消え失せたり心穏やかでない日々を送っておりますが、そんな私宛に謎の封筒。国土交通省から。国が俺に何の用よ。何よ、よからぬ事に国土を使うなというお叱りかと思う。アンケートって何だ。

私が国に協力するとでも思っているのかい?するよ?気分次第だけど。ひょっとしたらポイント貰えるかもしれないし。dポイント。いや、何故国からドコモのポイントが貰えると思うのか。
中身を見る。趣旨を読む。うん。内容は理解したがどうでもよさそうだ。そしてどんなアンケートか確認ってうわ面倒、契約書とか引っ張り出して来ないといかんやつやん。しかも見返りないやん。答えないと罰則とかある?なさそう。答えて俺にメリットなくない?現状、不回答一択なお気持ちを表明しておく。せめて税金還付とかしてくれないとやらない。わざわざ送って頂いて申し訳ないが、やりたくないもんはやらない。国家にアジト計画を晒す革命家がどこに居るんだ。誰が革命家やねん。

という、土地を買ってさあこれからどうよという話
長々と書き連ねましたが、結局は土地を買った、という話です。
家に対する考え、土地不動産に対する考えというものは十人十色千差万別多種多様でありましょうので何が正解という訳ではありませんで、私個人の私見妄想信念観念でございます。
ひょんな事から土地持ちやなー、どう活用しようかなー。しないかなー。そんなレベルです。妄想だけ捗ってます。願わくば願わくばよ、俺の秘密結社のアジトを構築し、そこから色々な発信作業を行い、世界に俺電波を撒き散らして、いわゆる聖地、香港B国を建立したいという壮大な計画がある、ってだけです。約束の地を作りたい。活動資金となる裏予算は現在dポイントを積立中です。押し活投資としてnote連載を始めましたのでそちらもよろしくお願い致します。
裏予算とか言っておきながら妻にはバレバレなんですがね。
お、おう、頑張れ。とか言われる始末。ああ、物置は良いねはよ建てろ。とか言われる。俺の城は物置か。
ベースと呼べ。香港ベース。香港B汗って名前付けようかな。B焦。B褪。どっちがいいかな?どれも分かり辛いね。BASE。
という訳で今日の記事も意味不明でしたが、男の子なら分かってくれると思うんだ。基地、欲しいよね?
あの頃作りたかった秘密基地。大人になりゃあ作れると思うんだ。作ろうと思えば。
じゃあ作ったろうか。作れるかなあ。
クラウドファンディングしようかな?誰が賛同するねんこんな計画。いや、完成した暁には当ベースへ無料ご招待。ウチにある色々なお酒ならタダで飲み放題させるから、ホレホレ。いや、だから誰が賛同するねん。
そんなこんなよ!今後進捗があるかないか分かりませんが、乞うご期待。乞わないご期待。香港B型でした。
