どうもこんにちは香港B型です。
最近よくXの広告に流れてくる漫画「猫と竜」が気になり過ぎていて一気買いして読んでみたら面白過ぎてハマってしまった、珍しく漫画読んでる私です。ゆるめのファンタジーですが、猫愛に溢れとる作品です。
猫愛に溢れててファンタジーに抵抗ないなら普通に読めると思います。
お陰で、ウチの猫を見る度に「こいつ人間語喋らねえかな」とか「そろそろ魔法使えるんじゃないかな」とか思ってしまうくらいに毒されてしまっている次第です。
毎日人間の言葉を教えていますがなかなか喋ってくれない。

ChatGPTに、某漫画に出そうな雰囲気で、というぼやけた画像生成を依頼した。
うん、あの漫画内でもやってけそうだ。頑張れ(何を?)。
そんなこんなで猫の写真をバシャバシャ撮ったりやたら滅多話しかけたりする変なおじさんと化しているが、気づけばこやつも14歳。2011年生まれの彼とも、かれこれ14年のお付き合いだ。
あと何年ご一緒できるかなぁ、と悲しい気分になったりするが、今期待するのは猫又にでもなってくれる事だ。いいのよ、尻尾2本になったって。

彼との出会いはペットショップだが、何でこいつを選んだんだっけ?ってのは鮮明に覚えている。
先ずは、ノルウェージャンフォレストキャットという種を知る所からが始まりだ。同じく猫好きの彼女(現妻)と「世界の猫展」なる色々な猫を集めた場所に行ったのが切欠である。
そこに居なすったノルウェージャンフォレストキャットさん代表が素敵すぎたんです。
でかい!凛々しい!可愛い!それだけで決意したんですね。飼うならこの種を飼ってみたい。それくらい一目惚れでした。ChatGPTさんにイメージ図で再現お願いしたいが、出来るかしら。

そして彼女(現妻)と、ペット居ないのにペット可物件を見つけ同棲を開始する。偶の揃った休日にはペットショップに行ってノルウェージャンフォレストキャットを探すのだ。
これがなかなか居ないし、入荷しては即売されてしまう。
メインクーンでもよくねぇ?と妥協しそうにもなる。種としては似ているがしかし、顔はノルウェージャンのが好み。心は一択であった。でも会えぬ。
そんな事をしていた2011年3月11日、街に悲劇が訪れます。
いちいち語らぬでも宜しい、未曾有の災害ですね。私は仙台市中心部に住んでいて直接的な被害は殆ど無かったものの、ライフラインの停止は最長が都市ガスの約一か月と、一応被災者として過ごしておりました。
日本が悲しいムードに包まれる中の3月21日、彼はこの世に生を受けた。みたい。血統書の曰く。

震災後の傷跡生々しい、世間が暗いムードの中、ふらっと訪れた品物あんまり無い、暖房入ってない、ホームセンターの一角のペットショップ。
いた。
ノルウェージャンフォレストキャットいた。2匹も。
そうかそうよねこんなご時世だしペット買うとかそんな雰囲気でもねえよなあ。財布の紐も締まるわなあ。
即、触らせてもらう。片方は元気。直ぐに懐いてどんどんよじ登ってくる。片方はちょい大人しめ。掌の上で固まって、じっとこちらを観察している。なんか真っ直ぐな眼で引き寄せられる。
うーん、どちらを選ぼう?彼女(現妻)は私に一任してくれた。
改めて二匹をじっと見る。
よーく見ると、片方はきっちり黒アイライン、そして黒口紅みたいな口ラインも入ってて。何ともV系な美しさを感じて。後者の、元気無いけどなんか惹かれる目をした、そいつを選んだのでした。

即連れて帰れる訳ではなく、予防接種等を済ませてからの引き渡しとなるそうで契約から数週間経ってやっと自宅にご案内したが、その時のウキウキは凄かったなぁ、と覚えている。
何と当時のブログが今も生きている。今現在、パスも忘れてしまい何のメアドで登録したかも不明なのでどうにもできないブログ。当時の記事のリンクだけ貼っておく。
とまあ、うちの猫語りになったついで、出会いの回顧だけしてみた。
何でまあそんな事をと思うが、連れ添って14年ともなれば猫もジジイになる訳です。人間の齢で言えば72歳程度だそうだ。ウチの親より高齢ではないか。そう思うと、あと何年一緒に居られるかなぁ、とか思ってやまない訳です。
こ奴が死んだらどういう感情になるんだろうなぁ、と思う。子供より連れ添う期間が長い立派な家族ですよ。悲しいんだろうねぇ。いや、まだ元気っぽいし死ぬ気配は微塵もないのだが、寝てばっかりいる姿を見るとどうなんだろうとも思えてくる。ボケんじゃないのか。

寝てばかりいないで何とか言い給え。
とかそんな事を思うのも、ノルウェージャンフォレストキャットの平均寿命というものを何となく把握しているためで、もうそんな齢になっているという現実に直面しているからであろう。
終わらない生命など皆無。誰だって君だって私だって。
頭では理解しつつも、何とも受け入れ難いそんな相反する思考に葛藤は止まらない。
だからいっそ猫又にでもなっていただいてもいい。尻尾二つあるのも恰好良さそう。妖怪変化大歓迎である。

おお格好良い。
「先に地獄で待っとるぜ」感があり泣けてくる。
お前は何も悪い事しとらんではないか。何で俺に合わせるねん。ぐぬぬやるなデニスめ!誰がデニスだニャー。
デニスとはマイクラムービーのワンコ(狼)です。脱線。
きっとこいつも猫竜様に稽古をつけてもらったに違いない。ただもんではない筈だ。
だから何か喋ってくれていいのよ。魔法使えよ。口から何かを召還する魔法だけじゃなく。

先日動物病院行ったついで、少しエコーなんかで具合を見てもらったが、大分心肥大が進んでいる様子。ノルウェージャンフォレストキャットの死因としては多いらしい肥大型心筋症。検索すると真っ先に出てくる語だが、ウチも例外ではないらしい。
獣医さんの曰く、「大分頑張っとる」状態らしいので、否応なく色々覚悟しなければないらしい。
そう思うと余計悲しいやんけ。お前頑張ってんだなぁ。寝てるだけじゃないんや。

繰り返すが、生きとし生けるもの全てには終わりがある。
頭では、言葉としては理解できる。しかし、いざ目前に終了を覚悟するとなればだ。
やはり心は揺れ動くのだろう。お前さんの理解とは、覚悟とは、どんなもんだったんにゃ。そう問われている気がしてならない。
毛玉がそう囁いている気がする。お前、また勝手に俺の台詞をアテレコすんなにゃ。
実際、何も考えてないのかもしれない、単なる人間のエゴの押し売りなのだが、なんともはや。
ラキサトーン舐めさせてやる。畜生畜生。
うん。猫の漫画読んでたら書きたくなったので猫の話してみました。それだけなのよ。
10何年前の動画ですが無理矢理出演させたくなる位のには猫好きです。(5:30~)
私のセーブデータと豪語している当ブログ、もしも私が脳死状態とかになったらこのブログをインストールしてもらえれば復旧完了となるレベルまで持っていきたいのですが、ならば猫の話をしておかねばなるまいという事での項でした。
次書くとしたら若様が妖怪にならんとした時でしょうが、そんな覚悟を持てるかのう。
動物好きな、ペットを飼っている皆様、如何でしょう?
香港B型でした。
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